へその治療

手術一覧

臍形成は、おへその形や突出を整える治療です。でべそには、皮膚が余って押し出されている単純なタイプと、腸管が飛び出す臍ヘルニアのタイプがあります。

皮膚のみが突出している場合は、余分な皮膚を切開・縫合することで自然なおへそに改善できます。一方、臍ヘルニアでは腸管を腹腔内へ戻し、腹壁の裂け目を丁寧に縫合して治療します。

臍形成の手術内容

臍形成の手術の内容01 臍形成の手術の内容02 臍形成の手術の内容03
  1. へその皮膚を切開します。
  2. 余分な皮と瘢痕組織を取り除き縫合します。
  3. 腹壁に皮を戻して固定し、自然とへそが形成されるようにします。

臍ヘルニアの手術内容

臍ヘルニアの手術の内容01 臍ヘルニアの手術の内容02 臍ヘルニアの手術の内容03
  1. ヘルニアの袋の周りを剥離します。
  2. 袋を開いて臓器が挟まっていないか確認し、根本をしばります。
  3. 余分な袋を除去します。
  4. 縫合します。
臍形成手術の詳細
術後の過ごし方
シャワーは患部を避けて翌日から、入浴は抜糸後から行えます。運動や飲酒は1〜2週間程度お控えください。
ダウンタイム
術後1〜2週間ほど腫れや赤みがみられる場合があります。様子を見ながら1〜2週間程度で抜糸を行います。
リスク・副作用

手術には細心の注意を払いリスクを最小限に抑えていますが、稀に以下のような症状がみられる場合があります。症状に合わせて適切に処置させていただきますので、気になる事があればためらわずすぐにご相談ください。

  • 感染
  • 赤み
  • 腫れ
  • 内出血
Q&A
Q.臍形成は傷跡が残りますか?
A.元々しわが多い部分のため、傷跡はほとんどわかりません。
Q.臍形成に痛みがありますか?
A.手術中は麻酔が効いていますので痛みは感じません。手術後の痛みも軽度ですが、痛みと炎症を抑える鎮痛剤を処方します。

臍ピアスの穴あけは医療行為にあたり、ご自身で行うと歪みや炎症、感染などのリスクが高まります。特におへそは腹部で日常的に動きが多く、他の部位よりトラブルが起こりやすいです。そのため、臍ピアスは必ず清潔で安全な環境が整った医療機関で受けることが重要です。

臍ピアスの手術内容

臍ピアスの手術の内容01 臍ピアスの手術の内容02
  1. 穴を開ける位置にマーキングします。
  2. ニードルを使って穴を開けます。
臍ピアス手術の詳細
術後の過ごし方
シャワーは当日から、入浴は1週間後から行えます。運動や飲酒は1週間お控えください。
ダウンタイム
術後1週間ほど腫れや赤みがみられる場合があります。ガーゼを外さないようにしてください。1ヶ月間はピアスを外さず、毎日消毒し清潔に保ってください。
リスク・副作用

手術には細心の注意を払いリスクを最小限に抑えていますが、稀に以下のような症状がみられる場合があります。症状に合わせて適切に処置させていただきますので、気になる事があればためらわずすぐにご相談ください。

  • 赤み
  • 腫れ
  • ケロイド
  • 肉芽
Q&A
Q.臍ピアスの穴開けは痛いですか?
A.局所麻酔を行った後に穴開けを行うためほとんど痛みはありません。