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鼻形成で使う自家軟骨(自家組織移植)についてです。
自家組織移植とは、プロテーゼなどの人工物ではなく、
軟骨や筋膜、真皮などご自身の組織を利用する方法です。
自分の体の一部を使うので、安全性が高く、見た目も触り心地も自然に仕上がります。
また、組織の定着も早く、ずれたり、動いたりすることがないということや
移植する軟骨の位置や量を調整できるので、細かいデザインの調整も可能できるメリットもあります。
感染、露出等のリスクが極めて低く、レントゲンなどに写らないことや
体内に異物を入れたくない方にも人気がある施術の理由の一つです♪
軟骨を採取する場所としては、
①耳介軟骨
②肋軟骨
③鼻中隔軟骨
主にこの3つです♪
◆耳介軟骨
耳介軟骨は耳の後ろにある軟骨です。
耳介軟骨は活用されることが最も多い箇所です。
耳の裏や耳の入り口を切開するだけなので容易に採取出来ます。
また、施術後の安定性や浸軟性が高いため、仕上げに鼻尖部に乗せて使用することが多い軟骨です(^^)
◆鼻中隔軟骨
鼻中隔軟骨は、強度も高い上に厚さも薄く、非常に使いやすい軟骨です。
採取する部位も、施術を行う部位と近い場所にあるため新たな傷口を作らずに採取することが出来ます。
ただし、鼻中隔軟骨は大きさに個人差がある軟骨なので、
必要なだけの長さを確保することが難しい場合があり、
理想の鼻によっては、ほかの軟骨移植と併せたり、ほかの術式を選択することもあります。
◆助軟骨
肋軟骨とは、胸部内臓を覆う軟骨です。
バストの下の付け根からバストに沿って切開し、肋軟骨の一部を採取して鼻先に移植する治療です。
助軟骨は十分な長さの軟骨が確保しやすく強度の高いので、他院修正の際などは使用することが多い軟骨です。
肋軟骨を用いた移植はそのため傷跡が目立ちにくく、バストの大きい方なら傷跡は隠れます。
しかし、軟骨を採取するので全身麻酔が必要であることや、Warpingという曲がる現象が一定確率で生じます。
自家軟骨を使った手術は
・隆鼻術・・・鼻筋を高くする手術
・鼻尖形成術・・・鼻尖(鼻先)を細くすっきりとさせる手術
・耳介軟骨移植・・・耳の軟骨を鼻先に移植して形を整える手術
・鼻中隔延長術・・・鼻中隔の先端に軟骨を移植して延長し、鼻先を前方や下方に伸ばす手術
・全鼻形成術・・・鼻を構成する全ての部位に必要な手を加えバランスの整った鼻を創りだす手術
などがございます。
こんなお悩みがある方におすすめです☺
- ブタ鼻を改善したい
- 団子鼻が気になる
- 鼻の穴をシャープな印象にしたい
- 短い鼻を改善したい
- 大きい鼻を小さく整えたい
- 長い人中が気になる
まずは是非カウンセリングへご来院くださいませ(^^)
皆様のご来院を心よりお待ちしております。
▼▼この記事の監修者▼▼
【プロフィール】 武川 力