LIKI CLINIC KOBE
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【鼻他院修正術】の症例写真です。

鼻中隔延長術

本日は【鼻他院修正術】のモニター患者様の症例をご紹介します。

この患者様は他院で手術をしましたが、希望の形にはならなかったとのことで修正手術を希望されました。

・鼻先を下に向けたい。
・鼻の穴を見えにくくしたい。

と希望がありました。前回の手術の瘢痕拘縮の存在が予想されたので、肋軟骨と耳介軟骨を用いた修正術(鼻中隔延長術)を行いました。

鼻中隔延長術とは

鼻中隔の先端に軟骨を移植して延長し、鼻先を前方や下方に伸ばす手術です。
鼻先が下がるため、正面から見たときに鼻の穴が目立たなくなり、上向きになっている鼻や短鼻の改善が期待できます。移植する軟骨は耳介軟骨・鼻中隔軟骨・肋軟骨のいずれかから採取します。

①耳介軟骨
耳介軟骨は、活用されることが最も多い箇所です。
耳裏を切開するだけなので、身体への負担が少なく採取できること、また、施術後の安定性が高く、浸軟性が高いため、仕上げに鼻尖部に載せて使用することが多いです。

②鼻中隔軟骨
鼻中隔軟骨は、強度も高い上に厚さも薄く、非常に使いやすい軟骨です。
採取する部位も、施術を行う部位を近い場所にあるため新たな傷口を作らずに採取することができます。
ただし、鼻中隔軟骨は大きさに個人差がある軟骨なので、必要なだけの長さを確保することが難しい場合があり、理想の鼻によっては、他の軟骨移植と併せたり、他の術式を選択することもあります。

③肋軟骨
肋軟骨は、十分な長さの軟骨が確保しやすく強度も高いです。
しかし、軟骨を採取するので全身麻酔が必要となります。

 

神戸大学美容外科で勤務していた頃は、他院の修正術を多数執刀していましたので、引き続き当クリニックでも他院修正術を行っております。

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料金:鼻中隔延長術(肋軟骨+耳介軟骨) ¥990,000(税込)
合併症:鼻尖の曲がり、鼻尖の違和感、皮膚壊死、血腫、感染など
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